久保泉小で出前授業、将来の担い手確保を目指す/(一社)建設業協会佐賀
2022年07月16日(土)
地域貢献
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(一社)建設業協会佐賀青年部(髙橋真哉部長)が14日、佐賀市立久保泉小学校の6年生児童30人を対象に出前授業を開催した。将来の担い手確保を目的とするもので、当日は建設業の仕事を学ぶ座学や重機への試乗が行われた。
出前授業は(一社)佐賀県建設業協会の主催で、2017年度から行われているイベントで、新型コロナウイルス感染症の影響で中止されていたが、本年度は3年ぶりに開催されている。県内の小学校および中学校を対象に、各支部の青年部が学校を訪問して授業を行う。
最初は教室で、青年部の杉本修一副部長が建設業の仕事内容を紹介し、生活にはなくてはならない存在であることを説明。杉本副部長は「仕事とは人の役に立つこと。みんなの暮らしを守ることが建設業の仕事」と児童たちに語った。
座学の後はグラウンドに移動し、5班に分かれてバックホウや高所作業車、ロードローラー、10㌧トラックの試乗を体験した。バックホウへの試乗では空き缶つぶしにも挑戦、10㌧トラックは児童を載せて、グラウンドを走った。
そのほか割りばしを使用して「レオナルドの橋」を作成する工作コーナーも熱中症対策の休憩を兼ねて設けた。
青年部髙橋部長によれば、将来を考える6年生の総合学習の一環として建設業の魅力を伝えたかったという。髙橋部長は「一つ一つの体験にじっくりと触れてもらえたと思う。これを機に建設業にも興味をもってもらえれば」とコメントした。