㈱中野建設が唐津工業現場見学に協力/魅力とやりがい伝える
2022年07月12日(火)
地域貢献
地域貢献
㈱中野建設(佐賀市、中野武志代表取締役社長)は6日、県立唐津工業高校の現場見学学習に協力した。場所打杭工の現場に同校土木科の1年生35人を招き、土木の魅力とやりがいを伝えた。
見学会は同社が佐賀市巨勢町で施工中の道整交金第0130333―004号佐賀環状東線(牛島工区)道路整備交付金工事(佐賀土木事務所発注)の現場で行われた。土木事業本部の井上和久工事部部長と監理技術者(現場代理人兼任)の碇博年氏、担当技術者の山口桜氏が工事概要と工程を解説。公共工事の意義や、土木の魅力とやりがいを伝えた。自身も高校で土木を学んだ山口氏は「実際の現場を見て、私と同じように土木の仕事にもっと興味を持ってほしい」と説明に熱を込めた。
その後、生徒たちは場所打杭のための掘削の様子などを間近に見て回った。
見学会のしめくくりに碇氏は「唐津工業の先輩たちも当社や建設業界で多く働いています。今日、なにか感じるものがあったら、ぜひ土木の道に進んでください」と語りかけた。井上部長は「数年後は工事が完了して、ここを車で通れるようになっています。そのとき、見学に来たことを思い出してくれたらうれしいです。建設業も週休2日でしっかり休みが取れたりと、働き方改革が進んでいます。安心して建設業を選んでください」とアピールした。
見学を終えた同校の古川賢人さんに感想を聞くと「初めて現場に入って、感心することがたくさんありました。皆さんの様子を見て、現場のよい雰囲気を感じました。これからの勉強の励みになると思います」と話した。