協賛企業として佐大野球部を支援/㈱井手解体実業
2022年07月07日(木)
地域貢献
地域貢献
㈱井手解体実業(佐賀市)はこのほど、佐賀大学硬式野球部(以下、野球部)の活動に協賛し、40万円を寄付した。井手隆彦代表取締役は「ぜひ夢を叶えてください」と応援の言葉を贈った。
野球部は、創部4年目で、部員は40人。県内唯一の大学硬式野球部として、北部九州リーグ2部に所属している。「自分たちの頑張りで佐賀県を盛り上げたい」と目標を掲げ、2部リーグ優勝と1部リーグ参入を目指しており、そのために必要な環境整備などについて、地元企業・団体の協賛を募っている。
野球部主将の髙重敬太さんが1日、井手代表取締役を訪ね、協賛へのプレゼンテーションを行った。それによると、長らく放置されていた練習場を少しずつ自分たちの手で整備している。しかし防球ネットの高さが足りないため試合ができず、遠方での試合には移動手段確保の難しさから多くの部員が参加できない。さらに備品の購入や、リーグ戦への参加料(40万円以上)も部員たちが自費で賄っているとのこと。厳しい状況だが髙重さんは「大学に頼らず、自分たちで運営していきたい」と思いを語る。ポスターやユニフォームにロゴを入れることで、協賛企業にとっても宣伝効果などメリットがあることを説明した。
熱意の込もった言葉に井手代表取締役は「県外に出る人が多いなか、佐賀を盛り上げようという気持ちがうれしい」と語り、ポスター枠とユニフォーム枠で合計40万円分の寄付を申し出た。
髙重さんは「最初の寄付を井手解体実業様からいただき、本当にありがたく思います。夢の実現に向けて頑張ります」と誓い、目録を受け取った。
野球部は、オリジナルタオルの売り上げと企業からの支援を合わせて、活動資金1000万円の確保を目標にしている。髙重氏は「協賛金で練習環境の整備や備品購入のほか、少年野球大会の開催なども計画しています。ボランティア活動も積極的に行い、地域密着型のチームを目指します。是非協力をお願いします」と話す。髙重さんへの連絡は070・7648・1526まで。