鳥栖工業で説明会、魅力や経験など伝える/県電気工事業工業組合青年部会
2022年07月05日(火)
地域貢献
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佐賀県電気工事業工業組合青年部会(門田尚昌部会長)は1日、県立鳥栖工業高校で業界理解促進のための説明会を開催した。電気科の1年生39人を対象に、先輩として電気工事業の魅力や自分達の経験、そして必要になる技能などを伝えた。
同説明会は高校生との電気工事交流事業の一環として開催された。学習内容の理解度を高め、県内の電気工事業への入職を促すことを目的としており、昨年度は県立北陵高校でも開催されている。高校生を対象とする説明会は今回で2回目。
説明会では、同組合の概要や活動内容を説明し、電気工事の役割と人々の生活には欠かせない仕事である点をアピール。施工例や若手のインタビューなどを、青年部が作成した動画を交えて紹介した。
また会員企業が、それぞれ設計や木造住宅、高圧設備、外灯、大型モニターなど幅広い工事内容や、役に立つ資格などについて説明した。説明の間にはクイズも実施、正解した生徒には用意した景品をプレゼントした。
説明会後、生徒を代表してお礼を述べた男子生徒は「話を聞いて電気工事が身近で活躍していることがわかった。10月の電気工事士の試験に向けてがんばりたい」と話した。
門田部会長は「真剣に話を聞いてもらえたし、思った以上に電気工事士の試験を受ける生徒が多くて嬉しく感じた。ぜひ電気の道に進んでもらえれば」とコメントした。