【SAGA建設技術フェア2022】 /フェアを終えて~1500人が建設技術に触れる~
2022年06月28日(火)
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SAGA建設技術フェア2022が15、16日の2日間、「建設技術が創る安全・安心なまちづくり」をテーマに3年ぶりに開催された。(公財)佐賀県建設技術支援機構(王丸義明事長)が主催。ガーデンテラス佐賀ホテル&マリトピアを会場に42団体が最新技術を発信。建設業関係者や官公庁職員、学生など1500人以上が会場を訪れ、建設業の魅力や新技術に触れた。
同フェアは、建設業界の魅力や社会資本整備の必要性を発信することを目的に、2015年から開催されている。新型コロナウイルス感染症の影響で2年連続中止となっていたが、感染対策を徹底し3年ぶりに開催。事前予約制による入場制限が行われたが、2日間で延べ1500人以上が来場した。
特別講演では、九州地方整備局の猪井知明氏と佐賀県の東啓一郎氏、市丸雄基氏が登壇。猪井氏は、日本のデジタル化が先進国に比べ遅れていることを指摘した上で「経営者の強い覚悟がないとDXは進まない」と訴えた。
技術者発表では、県土木事務所の若手技術者4人が業界の魅力について講演。また、県土整備部の三瀬志帆美氏が「県独自のダム運用」について講演した。このほか、佐賀大学生による研究発表や出展団体による技術発表も行われた。
ブースでは▽環境▽防災▽コスト縮減▽維持管理▽ICT▽佐賀の技術―の6つのテーマで42団体が出展。担当者が新技術や新工法の説明や実演を行った。会場は多くの建設業関係者や官公庁職員、学生で賑わい、どのブースでも来場者の質問が飛び交った。
特別講演、技術者発表などについての詳細は下記のPDF参照。