地域貢献

「塗り絵」のお礼に園児を招待/重機間近に歓声上がる/富士建設㈱

2022年05月31日(火)

地域貢献

その他

塗り絵の前で記念撮影

運転席で記念撮影をしたり、隅々まで覗いたりと興味津々な園児たち1

運転席で記念撮影をしたり、隅々まで覗いたりと興味津々な園児たち2

 富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役社長)は、白石町の現場事務所に園児の塗り絵を展示し、道行く人の目を楽しませている。さらに園児たちが重機に触れるイベントを開催。園児たちは間近に見る重機に歓声を上げ、記念写真を撮るなどして楽しんだ。


 同社は武雄河川事務所発注の六角川福母地区外河道整備工事を施工している。土木工事や建設業に親しみを覚えるきっかけになればと、大町町立大町保育園の年長組の子どもたちに重機の塗り絵を描いてもらった。そのお礼に24日、園児27人を招いて本物の重機を見学する機会を設けた。


 園児たちは塗り絵で知ったバックホウやブルドーザー、ダンプカーなどを前に興奮の声を上げた。運転席で記念撮影をし、ブザーを鳴らしたりレバーを操作したりして運転手の気分を味わった。


 保育園の先生は「楽しんで塗り絵をしていた。いつも近づかないように注意されている機械に乗れて、とてもいい経験になったと思う」と話す。


 現場代理人の森欣也氏は「こうして重機に触れたことが、いい思い出になってくれたらうれしい。子どもたちが喜んでいる姿はほほえましく、さらに仕事を頑張ろうと意欲が湧いてくる」と語り、監理技術者の田島和也氏は「河道整備工事も子どもたちの未来のためのものだと思っている。子どもたちが今回の体験で土木や建設業に親しみを持ってくれて、将来仲間になってくれたら」と期待を述べた。


 お土産のクレヨンを受け取った園児たちは「大きかった」「かっこいい」「動かしてみたい」と感想を言い合い、なごり惜しそうに重機を見つめていた。



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