地域貢献

土のう2400袋作成/出水期前にボランティア/建設業協会佐賀

2022年05月31日(火)

地域貢献

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作業の様子

スコップで袋に土をつめる、袋を締める、運ぶなど役割を分担して作業を進めた

 (一社)建設業協会佐賀(中野武志会長)は27日、佐賀市水防センター(嘉瀬町)で土のう作成のボランティア活動に取り組んだ。会員企業から約100人が参加。出水期を前に2400袋以上の土のうを準備した。


 同協会は佐賀市と防災ボランティア協定を結んでおり、その一環として土のう作成を毎年実施している。


 午前と午後に行われた活動には、合わせて約100人が参加した。中野会長は「今年で5回目の活動になる。最近は毎年のように大きな災害が発生している。こうしたボランティアに留まらず、協会内でも対応組織を整えるなどして災害に備えておく」と地域の守り手としての心構えを話す。


 市は他団体とも協力し、2万袋の土のうを準備する。土のうは、佐賀市役所と水防センターで備蓄するほか、冠水被害が多い佐賀駅周辺の公園、公民館にも配布される。佐賀市道路管理課の園田卓司係長は「建設業協会佐賀さんのように協力してくださる方たちのおかげで、年々増していく土のうの需要に対応できている。本当にありがたい」と感謝を述べた。



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