地域貢献

土のう3000袋作製/出水期に備えボランティア/佐賀工業会施設機械部会

2022年05月26日(木)

地域貢献

地域貢献

役割分担し、効率よく作業していく

9時から正午まで活動は続いた

 佐賀工業会施設機械部会は20日、佐賀市水防センター(嘉瀬町)で出水期の水害に備えたボランティア活動を実施。部会企業から約50人が参加し、土のう3000袋を作製した。


 同部会は佐賀市と防災ボランティア協定を結んでおり、毎年土のうの準備に協力している。活動責任者の大坪範久氏(㈱ミゾタ)は「近年の豪雨は局地的であったり、長時間降り続いたりと予測が難しい。多くの土のうが各所に行き渡ることが、市民の皆様の安心安全につながると考えている」と活動への思いを述べた。


 ㈱ミゾタからは新入社員34人が初めての作業に汗を流した。活動について感想を聞くと「水から人を守るという自分たちの仕事の重要性を、より深く実感できた」「製品や設備だけでなく、こういう形でも社会に貢献していると知ることができてよかった」といった声が聞かれた。


 市は今後も他団体と協力し、計2万袋の土のうを準備する。土のうは、佐賀市役所と水防センターで備蓄するほか、冠水被害が多い佐賀駅周辺の公園、公民館にも配布される。



 活動に参加した部会企業は次の通り(順不動)。


 ▽㈱協和製作所

 ▽㈲小松鉄工所

 ▽㈱田中鉄工所

 ▽㈱ミゾタ

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