地域貢献

朝の児童見守り実施/安全旗寄贈で地域とつながり/岡本建設㈱

2022年05月07日(土)

地域貢献

その他

見守り活動の様子。車に注意するよう呼びかけた(1)

見守り活動の様子。車に注意するよう呼びかけた(2)

贈呈式後の記念撮影。交通安全協会から感謝状が贈られた

 岡本建設㈱(小城市、岡本秀実代表取締役)は、児童の見守り活動を実施した。通学路で交通安全旗を手に誘導し、児童の安全な登校を助けた。


 同社は佐賀市嘉瀬町で有明海沿岸道路整備事務所発注の道改2B第208―007号国道208号道路改良工事(函渠工)を施工している。同町の現場事務所付近の住宅地内は幅員が狭い道を車同士が離合し、ガードレールもないことから、児童のために朝の見守り活動実施を決めた。


 活動は、4月13日の嘉瀬小学校の入学式に合わせて1週間、午前7時から行った。通勤車両が行き来する道で、児童らと一緒に歩きながら誘導した。現場代理人の橋谷相潤氏は「とくに新1年生が心配だった。1週間の間に車への注意を覚えてくれたようで安心している」と話す。


 また監理技術者の澤浦房雄氏は「旗を今後も児童の安全に役立ててほしい」と考え、活動用に準備した交通安全旗を地域に寄贈することにした。4月22日に佐賀市嘉瀬公民館で贈呈式があり、同社の光野治彦統括部長が佐賀南地区交通安全協会の谷口節男副会長に交通安全旗5本を手渡した。旗は手元のボタン操作で赤く光り、警報も鳴るためドライバーへの注意喚起にも有効だ。同協会の川原田裕明会長は「企業の方が積極的に地域とつながりを持ってくれてありがたい。これからこのような活動が広がって地域と企業が協力し合えたらうれしい」と語った。



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