SAGA2024へ向けて鳥栖工業高校/カウントダウンボードを制作
2022年03月01日(火)
地域貢献
地域貢献
県立鳥栖工業高校の生徒がこのほど、国民スポーツ大会SAGA2024開催までの残り日数を示すカウントダウンボード2台を制作した。2月24日には、同校の代居正巳校長や制作に参加した3年生らの立ち会いのもと、市役所で除幕式が開催された。当日は生徒たちによる機能説明のほか、制作エピソードなども語られた。
今回制作されたカウントダウンボードは国スポ開催日までの残り日数のLED表示、同市イメージキャラクター「とっちゃん」や市内開催競技名のLED表示、自動音声による大会紹介などの機能をもつ。
制作には同校3年生約50人が参加、建築科が本体制作、電気科および機械科がプログラミング関係、電子機械科が音声ガイダンス関係というように、それぞれの得意分野を活かし協力し合った。
本体部分にはコスト面を抑え、手に入りやすい木材を使用しており、SDGsの観点から、制作で余った木材を利用して本棚を制作するなど、極力廃材が出ないように工夫した。
制作に参加した建築科生徒は「無駄なく木材を使用するための工夫が難しかった。センサー類を埋め込む際に大きさが合わないこともあった」と苦労した点を語った。
橋本康志市長は「これからの2年間、カウントダウンボードと共に、大会を大いに盛り上げるべく努力していく」と感謝と決意を述べた。
2台のカウントダウンボードは市役所市民ホールと、鳥栖スタジアムにそれぞれ設置され、国スポ開催までの時を刻む。