地域貢献

女子高生が女性技術者と交流/仕事の魅力など意見交換/県建設業協会

2021年12月25日(土)

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交流会の様子

 (一社)佐賀県建設業協会(松尾哲吾会長)は22日、佐賀市のグランデはがくれで女子高校生と女性技術者の交流会を開催した。県内6校(佐賀工業高校、鳥栖工業高校、嬉野高校、佐賀農業高校、唐津工業高校、高志館高校)の1・2年生45人、県内の建設会社や佐賀県で働く女性技術者22人が参加し、建設業の魅力や将来の進路について意見交換した。


 同交流会は女性技術者の業務内容を紹介し、女子高校生が進路選択の参考とすることを目的としており、今回が5回目の開催となった。前回開催時より参加人数も2割程増加している。


 全体会では㈱松尾建設の田原楓さんと棚町裕理さん、県建築住宅課の野方香里さん、農山漁村課の若杉葉月さんの女性技術者4人がそれぞれの仕事内容や建設業の魅力を紹介した。
 棚町さんは、日々の仕事内容などを説明し、「何事もとにかくやってみることが大事」と自分自身の体験から話した。


 分科会では土木科と建築科の学年別でグループに分かれ、それぞれ自己紹介を行った後、建設業の魅力、仕事の内容、高校入学の動機、将来の進路などについて意見を交換した。
 ある女性技術者は「自分の仕事に誇りを持っている」と語り、プライドを持って仕事をすることの大切さを説いていた。


 県建設業協会の島内俊幸常務理事は「今日の交流会を参考にしてもらい、県内の進路を選択してもらえることを期待している」と話した。



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