地域貢献

ものづくりの魅力伝える/鳥栖工業生を対象に現場研修会/㈱栗山建設

2021年12月09日(木)

地域貢献

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ブルドーザに乗車する生徒

現場見学中の生徒

 ㈱栗山建設は3日、鳥栖工業高校土木科の生徒を対象に現場研修会を開催した。当日は、同校の土木科2年生34名が、同社が施工する鳥栖朝倉線(仮称味坂SIC工区)道路改良工事の現場で、ブルドーザーを用いたICT土工作業などを体験した。


 研修会は3部構成で、カリキュラム毎に現場内を移動しながら行われ、各現場の責任者が生徒たちに、丁寧に施工内容を説明していた。


 同社では、佐賀県内の建設業における若手入職者不足の解消を目的に、実際の現場見学を通じて、ものづくりの楽しさと魅力を体感して欲しいと研修会を企画した。研修プログラムには建設機材のレンタルを手掛ける㈱ショージも協力した。


 生徒たちは、ブルドーザーの試乗や、橋梁躯体工現場の見学など、普段は出来ない体験を通じて建設業を学んだ。担当教諭によればコロナ禍でこのような体験も制限がかかっていたという。


 研修の中で生徒たちは「自分でものを造る楽しさがある」、「造ったものが半永久的に残る」、など先輩の語る建設業の魅力に耳を傾けていた。


 参加した男子生徒は、貴重な体験が出来たと述べた上で「作業工程を決め、臨機応変に対応していくやり方は普段の生活にも活かせると思った。将来は地図に残るような仕事をしてみたい」とコメントした。




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