次世代の担い手たちへ、㈱栗山建設がエール/鳥栖工業現場研修会
2021年11月13日(土)
地域貢献
地域貢献
㈱栗山建設(栗山清規代表取締役、鳥栖市)は10日、同社が施工する「北茂安三田川線(中津隈橋工区)道路整備交付金工事」現場で、鳥栖工業高校土木課の1年生36名を受け入れ、現場研修会を開催した。VR体験やドローン操作など貴重な時間を提供し、建設業の次世代の担い手たちに先輩としてエールを送った。
今回の研修会は、生徒達に対し、土木への興味をもたせ、進路の選択肢に県内企業を加えてもらえればと同社が企画したもの。生徒達の受け入れを行うべく、人員を配置し、丸3日かけて準備を整えた。
研修内容は、VR機器を用いた危険予知体験、フライトシュミレーターによる疑似ドローン操作、実物の重機への試乗など。生徒たちは3班に分かれ、それぞれの担当者から丁寧な説明を受けていた。
研修後半では、本物のドローン操作にも挑戦。当日は風が強く、ドローンの飛行に適した天気ではなかったが、生徒たちはサポートを受けながら、見事にドローンを操っていた。
感想を訊かれた生徒たちは「VR体験やドローン操作が出来て驚いた」、「もっと重機を自分で操作してみたい」、「自分で現場のVR映像を作ってみたい」などとコメントした。
研修会の最後は、同校のOBでもある天本淳也土木部長が「私たちは土木の仕事にプライドもっており、現場をいくつも積み重ねて得た自信が喜びに繋がっている。3年生になり、進路に悩んだときは今日の私たちを思い出し、土木の道を選んでくれたら嬉しい」と後輩たちを激励した。