児童の安全願い交通横断旗を寄贈/10都府県に3万7000本/㈱九電工
2021年10月28日(木)
地域貢献
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㈱九電工(本社・東京都、佐藤尚文代表取締役社長)は児童の安全を願い、佐賀県を含む10都府県に合計3万7000本の交通横断旗を寄贈する。同社の牛島秀朗執行役員佐賀支店長が25日、県庁を訪れ、横断旗3000本を贈った。
九電工グループは毎年10月に、公共文化施設や福祉施設の清掃など地域に貢献する活動「さわやかコミュニティ旬間」を実施している。今回の寄贈はそうした従来の活動に加えて行うもの。全国で児童が死傷する交通事故が多発していることを受け、横断旗の寄贈を決めた。
25日の贈呈式で牛島執行役員佐賀支店長は、「横断歩道で車を止めると、佐賀の子どもたちは、横断中や横断後にお辞儀を返してくれる。そんな礼儀正しく、将来ある子どもたちを痛ましい事故から守ることはできないかと考えた」と思いを語った。
目録を受け取った県民環境部の古賀英敏部長は、交通事故件数全国ワースト脱出に向けた取り組みを説明し、「横断旗は市町を通じて小学校や地域の交通指導員に配布して活用させていただく」と感謝を述べた。
同社はこのほど、3万7000本の横断旗を用意。本社や支店を構える10都府県(東京都、大阪府、九州・沖縄の全県)に寄贈する。