地域貢献

県内各地で砂場抗菌ボランティア/建設業協会青年部

2021年10月28日(木)

地域貢献

地域貢献

活動後の記念写真(佐賀支部)

新しい砂を混ぜ込んだ(佐賀支部)

園児から感謝状を受け取った(小城支部)

小城青年部の皆さん

皆で抗菌砂を混ぜた(伊万里支部)

おもちゃをプレゼント(伊万里支部)

 (一社)佐賀県建設業協会青年部は23日、県内の保育園・幼稚園で砂場抗菌化ボランティアを行った。青年部が各地域の園を訪問し、砂場に抗菌作用のある砂を混ぜ込むなどした。園児や先生方から感謝の言葉をもらい、建設業のイメージアップに貢献した。
 「砂場クリーン作戦」と題したこの活動は2010年度に始まり、今年で12年目になる。これまでに116カ所の園で実施してきた。


■佐賀支部

 (一社)建設業協会佐賀青年部(下泰弘部長)は、青年部および同協会事務局員ら19人が参加し、三瀬保育園で実施。園児らが見守る中、砂場に新しい砂を加えた。作業後には、園児らにお菓子などをプレゼントし、一緒に記念撮影をした。
 下泰弘部長は「コロナ禍で遊びが制限され、みんなもストレスが溜まっていると思う。せめて登園したときぐらいは、きれいになった砂場で、存分に遊んでもらいたい」と話した。


■小城支部

 (一社)小城建設業協会青年部(大家良太郎部長)は、会員企業から約20人が参加。三里保育園を訪れ、砂場に新しい抗菌砂を入れ、スコップでかき混ぜた。
 作業後、大家良太郎部長は園児らに「楽しく元気に遊んでください」と語りかけ、砂場で使うおもちゃを手渡した。すると園児らは「ありがとうございました」とお礼の言葉とともに、絵を描き添えた感謝状を部員に贈った。


■伊万里支部

 (一社)伊万里建設業協会青年部(下今朝央部長)は会員企業から参加した5人で、有田町の同朋天神保育園で活動した。
 トラックの荷台が動いて砂をおろす様子に、園児らは「砂がたくさん」と歓声を上げた。園児らが抗菌砂を混ぜるのを手伝い、皆で作業を完了させた。
 下今朝央部長が「元気に仲良く遊んでください」とおもちゃをプレゼントすると、園児らは「ありがとうございました」と皆でお礼を言った。同園の園長は「砂の補充はとても大変でいつも苦労しています。建設業協会の皆さんに力を貸していただき、とてもありがたい」と活動への感謝を述べた。


 そのほかの活動場所は次の通り。
 ▽神埼支部=三田川幼稚園 
 ▽鳥栖支部=月影幼稚園
 ▽唐津支部=打上保育園
 ▽杵島支部=あかり保育園、武内保育園(11月5日にたちばな幼稚園で実施予定)
 ▽藤津支部=若草保育園

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