【SAGA建設技術フェア2019】若手技術者発表 /「建設業の魅力」 /今泉さん、末次さん、市丸さん、田代さん
2019年06月20日(木)
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若手技術者発表では、「建設業界の魅力」をテーマに、今泉郁也さん(松尾建設㈱)、末次真備さん(牟田建設㈱)、市丸竜之介さん(㈱山﨑建設)、田代大樹さん(㈱中野建設)の4人が、これまでの業務経験などを振り返りつつ仕事のやりがいなどについて語った。
松尾建設㈱の今泉さんは「施工管理などにおいて、自分の判断や選択に責任を持つことで、完成時の喜びもより大きくなる」と、自身の体験を振り返った。また、建設業は「同じような形のものでも同じ条件の現場はなく、1つとして同じものがない」仕事だと述べ、「人々の夢を形にすることができるのが建設業の特権であり、やりがいである」と話した。
牟田建設㈱の末次さんは、建設業の魅力に「後世に残るような街づくりができる」、「スケールの大きい構造物を皆と一緒につくり上げる」、「地域の人たちとの関わりが持てる」を挙げた。今後の目標について「社員の一員として、自然と共存しながら快適な環境を創造していく企業を目指し、日々努力していく」と話した。
㈱山﨑建設の市丸さんは「建設業に携わっている祖父の働く姿や話を見聞きするうちに興味がわき、高校で土木について学んで建設業の重要性や奥深さに惹かれた」と、業界を志したきっかけを紹介。また、「ものづくりや災害対策など、社会と人々の役に立っていることを実感しやすい。建設業が学生の選択の1つとなるように建設業の魅力を発信していきたい」と話した。
㈱中野建設の田代さんは、これまでの業務で経験したうれしかったこととして「自分が担当した構造物が初めて図面通りに出来上がったときは、達成感があった」と語った。業務ではさまざまな人たちとコミュニケーションを取る機会があることに触れ「たくさんの人と話をすることで、仕事以外のことも多くを学ぶことができる」と話した。