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デミー博士の世界一伝わる土木広報のススメ /⑥広報にもPDCAを回せ!

2021年10月12日(火)

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 お仕事でPDCAを回していると思いますが、土木広報にもPDCAは必要です。土木イベントを実施する回数が少なくPDCAを回すまでに至らないケースや回す余裕がないケースがほとんどだと思います。せっかくイベントを実施するわけですから、PDCAを回して参加者に最高の満足度を与えてみませんか? 今回は誰にでも実践できるPDCAの回し方について紹介します。


 ズバリ!結論から言います「計画段階でPDCAを回すこと」。簡単に言うとモニターツアーの実施です。モニターツアーを実施して参加者の感想や反応を参考にイベントを組み立て直すことで伝わりやすくなります。私の場合は、小学校生を対象としたイベントを実施することが多いため、息子(小学校6年生、チビデミー)と一緒に現場視察を行います。現場視察では、チビデミーの対応は現場の担当者にお任せすることにしています。私はチビデミーの反応や表情を常に観測します。視察から帰る途中でチビデミーに感想を聞くことや帰宅した後、チビデミーが妻にどのような感想を伝えていたかのモニタリングも行います。


 子供は正直なので「何を言っているか分からない」や「あの体験がおもしろかった」など、はっきり言ってくれます。チビデミーの反応や意見を参考にしてイベント計画を練り直します。モニターツアーを実施することでイベントの質の向上が期待できます。当たり前のことを言っているようですが、実践していない機関がほとんどです。ぜひ、実践してみてください!




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