2021年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰【受賞者インタビュー】
福母秀一氏「評価を嬉しく思う」
2021年08月24日(火)
特集記事
人物
①受賞の感想
これまで受賞された方々の功績を考えて「私が頂いてよいものか」と恐縮しました。そして建築士会の一員として取り組んできたことが評価してもらえたのだと、うれしく思いました。
②建築士会について
1991年に建築士会に入会して以来、CAD勉強会の開催や伊万里市街地の景観調査などにも携わってきました。建築の仕事だけでなく、地域のイベントの手伝いや、災害時の避難所での感染症拡大防止のアドバイスなど、社会的意義のある活動もしています。こうしたことを広く知ってもらい、とくに若い方に、建築士会への興味を持ってもらうことが大事だと考えています。
③リフレッシュはどうされていますか?
趣味はパソコンやドローンですが、仕事の延長のようなところがあります。人間学を扱う書籍の読者が集まる木鶏クラブという読書会があり、そこでいろいろな話題を話し合うのは、気持ちを切り替えるいい機会になります。コロナの影響で集まることが難しくなっていて残念です。また、昨年から農業を引き継ぎました。毎朝、田んぼに行き、稲の生長を見るのが楽しみになっています。
【略歴】
フクモ建築設計室代表。佐賀県建築士会副青年委員長、常務理事を経て、2012年5月から同会副会長。伊万里市本町商店街のアーケード撤去とファサード事業による街並み整備にも携わる。伊万里市在住。59歳。