夏休み木工教室／親子で本棚作成にチャレンジ／佐賀建設労働組合

 佐賀建設労働組合東部支部（野口淳史支部長）は２１日、佐賀市兵庫町のＪＡ倉庫で夏休み木工教室を開催した。親子で参加し、佐賀の間伐材を利用して本棚製作にチャレンジするイベントで、初開催から３５年目を迎える。昨年は新型コロナウイルス感染症のため中止されたが、今年は規模を縮小しての開催となった。

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　木工教室では森や木の役割、本棚の製作手順を説明し、佐賀県産のスギ材（間伐材）を使って本棚を作成した。新型コロナ対策として、参加者同士の間隔を空け、制作手順の説明は、事前に用意した動画にて行った。

　この日の活動では、同組合のものづくりマイスターや地区の住民など１３人が協力し、木材の切り方、本立ての組み立て方などを丁寧に指導していた。また慣れないのこぎりなどを用いた作業のサポートを行った。

　参加した親子は少ないながら、会場内には釘を木に打ち付ける賑やかな音が響いていた。最後は完成した本棚を手に記念撮影を行い、イベントを締めくくった。