2021年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰【受賞者インタビュー】
佐々木義文氏「社員、協会員に感謝」
2021年08月24日(火)
特集記事
人物
①今回の受賞に対する感想
社員の支えがあって佐賀県県土づくりコンサルタンツ協会の活動ができ、同協会の会員企業29社の協力と支援により、上部団体も含めた協会活動ができたので、今回の受賞は社員、協会員のおかげだと感謝している。
協会運営については会員企業の合意を得て活動を行っており、そういった地元の企業、団体としての活動を続けたことが評価され、今回の受賞に繋がったと考えている。
②建設関連業界について
建設関連業界にはなかなか入職者が来ないので、若い人の人材不足が課題となっている。業界全体で新3K(給料が良い、休日が取れる、希望が持てる)の方向へ舵を切り、若い人達に興味を持ってもらえる産業にしたい。
また、ここ数年佐賀県でも豪雨災害が続いており、このまま人材不足が続くと、佐賀県や市町と締結している災害協定に基づいた活動も継続できなくなる可能性もある。将来に向かって継続していける業界になるように、積極的な人材育成に取り組みたい。
③休日の過ごし方など
友人や仲間など気の置けない人とのお酒や会話、ゴルフが楽しみ。また、かなりの頻度で全国各地に出張するので、その折に名所や観光地を巡り、温泉に入ってリフレッシュしている。
【略歴】
㈱精工コンサルタント代表取締役社長。佐賀県県土づくりコンサルタンツ協会の理事、副会長を経て、2012年4月から同協会長。全国測量設計業協会連合会の理事、総務広報委員会委員長なども務めている。唐津市在住。61歳。