2021年度建設事業関係功労者等国土交通大臣表彰【受賞者インタビュー】
日出島治記氏「建設業協会の一員として」
2021年08月24日(火)
特集記事
人物
①受賞の感想
受賞できたのは、災害時の活動を建設業協会の皆さんと一緒に行ってきたからだと思います。有明海で行った活動で流木の撤去などがあるのですが、ノリ(海苔)の時期前に終わらせる必要があり、夏場の暑い中、1カ月以上に及ぶ作業を期限内に無事完了できたことは、建設業協会会員皆さんの地元への貢献意識の高さだと思います。
②建設業協会について
災害の対応をしていく中では、地域の実情や地盤を理解している地元業者の方が必要になってきます。災害対応は時間が限られていることが多いので、作業を効率的に進めるために経験豊富な技術員、技能者の即断・即決が不可欠になります。例えば、地盤の性質によって重機の扱い方などが変わりますし、作業員の安全にも配慮しなければなりません。
そういった現場を熟知した経験豊富な技術員、技能者が少なくなってくることが課題だと思います。
③リフレッシュはどうされていますか?
道の駅めぐりを趣味としています。以前は福岡まで行っていたのですがコロナの影響で今は控えています。景色がいいところを巡れば癒やしになります。また、その土地のめずらしい物をプレゼントすると喜ばれるので、その笑顔を見るとうれしいですね。
【略歴】
㈱日出島建設代表取締役社長。(一社)佐賀県建設業協会の元理事。白石町在住。64歳。