地域への恩返し/避難所に保存食寄贈/富士建設㈱
2021年05月11日(火)
地域貢献
地域貢献
富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役社長)は、施工地域に備蓄用の保存食を寄贈した。地域からは河道整備工事と併せて「心強い」と感謝の言葉を受けた。
今回の寄贈は、同社が武雄市北方町で施工していた六角川河道整備(その1)工事の完了にあたり、お世話になった地域に恩返しをしたいとの思いで実現した。
保存食は現場事務所で非常用に備蓄していたもので、ご飯やおかゆのレトルトパック、バランス栄養食やクッキー、野菜ジュースなど、子どもや高齢者も口にできる食品が揃っている。
4月26日に北方町医王寺地区の公民館で寄贈式が行われ、同社監理技術者の土井一成氏と現場代理人の田島和也氏が成松哲郎区長らに保存食が入った箱を手渡した。同地区は近年の豪雨で広範囲が浸水するなどしてきた。80軒以上の家屋があり、公民館は非常時には避難場所となる。
成松区長は「この付近は豪雨などで被害が多い地区です。六角川を災害に強くしてもらい、公民館に保存食もあれば、とても心強い。ありがたく頂戴します」とお礼を述べて保存食を受け取った。