2021・2022年度佐賀県建設工事等級格付 有資格者43社増の2020社
2021年04月01日(木)
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佐賀県の2021・22(令和3・4)年度建設工事入札参加資格(等級格付け)によると、県内業者の有資格者数は建設関連の29業種で延べ2020社となり、前期(19・20年度)に比べ43社増加している。前期と同様に土木や建築など11業種で順位制の等級格付けを行い、残りの18業種については登録制とした。21・22年度の入札参加資格(県内業者)については、全国共通の経営事項評価(客観点)と県が独自に定めた技術等評価事項(主観点)の合計値で企業評価を行った。
県は21・22年度の建設工事入札参加資格について全29業種のうち、土木や建築、とび土工、電気、管、造園など11業種で引き続き順位制での等級格付けを実施。上位の等級は基準となる資格者数を設定した上で格付けし、最下位等級は基準点を設けて決定。最下位等級の基準点は前期から変更していない。一方、工事発注の少ない18業種については前期と同様に登録制とし、基準点も前期と同じ600点に設定した。
21・22年度の県内有資格者数を業種別に見ると土木一式では特A級27社、A級77社、B級162社、C級144社の合計410社を格付け。前期に比べC級が1社増え、その他の等級では増減がなかった。
建築一式はA級が45社、B級が51社、C級が117社となり、B級で1社、C級で9社減った。A級の増減はなかった。
このほかの有資格者数は▽とび土工199社(9社増)▽電気90社(5社増)▽管210社(4社増)▽舗装58社(増減なし)▽塗装72社(4社増)▽造園101社(1社増)―などとなる。
登録制18業種の有資格者数は▽解体177社(35社増)▽水道施設176社(1社増)▽しゅんせつ44社(3社減)▽内装仕上41社(2社増)▽消防施設38社(4社減)▽防水34社(1社減)▽屋根18社(1社減)▽建具15社(1社減)―などとなっている。鉄筋、清掃施設の登録はなかった。