親子防災教室を開催/心臓マッサージの方法などを学ぶ/県建設業協会・エフエム佐賀
2021年08月12日(木)
地域貢献
地域貢献
親子で防災について楽しく学ぶ夏休み・親子防災体験教室が5日、佐賀市のアバンセで開催された。佐賀県建設業協会(松尾哲吾会長)と㈱エフエム佐賀が主催する毎年恒例のイベントだが、新型コロナ感染症のため、昨年同様、規模や内容を縮小した。今年は10組21人の親子が参加し、非常時の心臓マッサージの方法などを学んだ。
冒頭のあいさつで佐賀県建設業協会の川副健治常務理事は、大規模自然災害が各地で発生し、普段の備えが必要であることを述べた上で、「防災体験教室を夏休みの楽しい思い出にして欲しい」と参加した親子に呼びかけた。
教室では佐賀県防災士会のメンバーが講師を務め、親子で非常持ち出し袋に入れるものを考えて発表したほか、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)使用法、ビニール袋を使った非常時の炊飯方法などを学んだ。
参加した子ども達は、レクリエーション感覚で楽しい時間を過ごし、心臓マッサージの講習では積極的に志願するなど、しっかり技術も学んでいた。