地域貢献

園児の「建機塗り絵」を現場事務所に展示で話題/富士建設㈱

2021年07月27日(火)

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絵の前で記念写真

お礼を渡す溝口取締役工事部長(手前)と松江氏

建機の役割を説明する現場代理人の田島氏

 富士建設㈱(白石町、溝口隆治代表取締役社長)は、佐賀市諸富町の現場事務所敷地に、幼稚園児たちが描いた建機の塗り絵を展示している。付近の人たちが鑑賞に訪れるなど、地域の話題となっている。
 同社は有明海沿岸国道事務所発注の佐賀208号諸富地区改良(12工区)外工事を施工中で、ベテラン技術者の在籍を知らせる看板を立てるなどして、地域への安全PRや工事に理解を求める活動にも力を入れている。現場近くから建機を目にする機会が増えた子どもたちが、業界に興味を抱くきっかけになればと現場代理人の田島和也氏が今回の展示を企画した。
 塗り絵に挑戦したのは諸富南幼稚園の年長組22人。バックホウやクレーン車、ミキサー車などの絵に明るく独創的な色を付けてくれた。
 16日に園児たちが展示中の絵を見にやってきた。建機のことを知っている子も多かった。園の先生によると「働く車は園児に人気がある。詳しい子もいて、皆夢中になって色を塗っていた」とのこと。
 同社の溝口博喜取締役工事部長と監理技術者の松江司氏がお礼のクレヨンを手渡し「またいっぱい絵を描いてください」と園児たちひとりひとりに声をかけた。
 松江氏は「子どもたちが楽しんでくれたようで、お願いした甲斐があった。これをきっかけに土木の仕事にも興味を持ってくれたらうれしい。そのためにも工事を無事に完了させたい」と語った。
 展示場所には駐車スペースがあり、地域の人たちや保護者が絵をゆっくり見られるようになっている。




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