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建設業で働く女性社員 /日本建設技術㈱企画部企画課主任 坂本 智子さん「積算で工事費算出、緊張感大事に」

2021年01月04日(月)

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人物

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 転職で日本建設技術㈱に入社して7年目となります。転職前は事務系や接客の仕事を経験しました。以前は建設業のイメージとして道路を造ったり、建物を建てたりするだけの仕事と思っていましたが、実際に建設業で働くと、色々な役割の業務があり、一つの工事を完成させるために協力し合って知識や技術を集結して作り上げていくことが分かりました。

  

 同社に採用されて以来、建設業でのやりがいを感じています。自分たちが携わった道路や橋が地図に載り、何十年も残っていくことも建設業の魅力だと思います。最近は、災害からの復旧や防災事業を通して、安全のために働けていることも誇りです。 

 

 約2年、積算に関わっています。積算は工事を進めていくところで設計図や仕様書を通じ、材料や数量を算出する仕事で、必要な工事費を計算する仕事を任されています。小さなミスが最終的に大きな金額のズレとなり、受注の機会を逃す結果となるため緊張感をもって仕事をしています。

  

 覚えることは多いですが、周りの先輩社員が教えてくれるので仕事がしやすいです。日々、大きな仕事に関わっているので悩むこともあります。ですが取締役が女性ということもあり、何かあれば相談がしやすい職場環境だと思っています。  休日は、新型コロナウイルスの影響で外出をしなくなりました。以前は友人と観光地を巡ったり、福岡市の天神でショッピングや食事をしたりしていました。 

 

 最近は甥が集めている漫画「キングダム」を読んでいます。古代中国の春秋戦国時代を舞台とした内容ですが、現代のビジネスに通じ、楽しく読んでいます。


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