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日本建設技術㈱「FWG軽量盛土工法」 /道路改良工事でも採用 盛土の荷重が軽くなる

2021年01月04日(月)

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▲道路改良工事でのFWG軽量盛土工法の施工状況

 日本建設技術㈱は、非吸水性のミラクルソルを盛土材として使うFWG軽量盛土工法を提案している。軽量盛土材料として非常に優れており、土圧の軽減を目的とした軟弱地盤上の盛土、橋台や自立壁の背面盛土などの設計、施工が可能となる。道路改良工事の盛土でも採用されている。 

 

 同工法の特長は▽特殊な技術・施工機械を必要としない▽狭小な場所でも施工可能▽フレキシブルな材料のため、地盤の変形に対し追従性がある▽土との混合が可能で単位体積重量の調整が容易▽リサイクル製品であり、環境配慮型の工法となる―などが挙げられる。  


 材料単価は普通土に比べ高価となるが、躯体の小型化や簡略化、施工の容易性などを考慮すれば、トータルコストが安価になり、採用されるケースも多い。  

有明海沿岸道路では富士建設㈱、㈱丸福建設に採用。両社が施工する区間で盛土の荷重を軽くするため、2層に分けて施工した。


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