第36回治山工事コンクール /日本建設技術㈱施工の鍋倉地区緊急治山工事が日本治山治水協会長賞を受賞
2021年01月04日(月)
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日本建設技術㈱が施工した鍋倉地区災害関連緊急治山事業工事(伊万里市東山代町滝川内、佐賀県伊万里農林事務所発注)が日本治山治水協会の第36回治山工事コンクールで会長賞を受賞した。昨年11月19日に東京で表彰式があり、山口俊一会長から原社長に表彰状が贈られた。
同工事は2018年7月豪雨で被災した山腹崩壊地の復旧工事で、同社は山腹基礎工と山腹緑化工を施工した。工事内容は▽のり切工(高所機械掘削)4242立方㍍▽簡易法枠工約3766平方㍍▽暗渠排水工25本―などとなり、重機の作業用足場の確保が難しい危険な急傾斜地で無人掘削機を導入し、安全かつ正確な施工管理で工事を完成させたことが評価された。
同工事を担当した現場代理人の下平正徳さんは「工程的に12月下旬からの施工となり、山間部の積雪も2月中旬に1度あり、交通事情や諸条件などの懸念がありましたが、3月に無事に工事を完了させることができました。地元の皆さまには大変お世話になりました」と話した。
このほか、同工事は2020年度佐賀県治山工事コンクール最優秀賞、同年度佐賀県優秀技術表彰優良工事を受賞している。