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『渋沢栄一一日一訓』 渋沢栄一

2021年04月10日(土)

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渋沢栄一一日一訓

2024年から1万円札の顔になると発表された渋沢栄一。現在の顔である福沢諭吉には名著『学問のすすめ』がありますが、渋沢には『論語と算盤』だけでなく、多数の著述書があり、実業界の巨人として多くの名言を残しています。
本書は渋沢の哲学が息づく言葉のなかでも特に現代に通用するものを選抜し現代語に翻訳、一日一訓の形式で書籍化したものです。編訳者・PHP理念経営研究センターにより、必要に応じて、注釈(史実についての補記、文意の理解を補助するための簡潔な解説)も付されています。
 2021年NHK大河ドラマの主人公にもなる渋沢は、幕末から明治維新の激動期の日本において活躍、その近代化に大きく貢献しました。時代は変わり、今日のグローバル社会のなかで、日本人は大きな変化を求められています。先行き不透明な社会環境のなかで、渋沢の言葉が心の支えとなることを願っています。


PHP研究所: 渋沢栄一(著/文)・PHP理念経営研究センター(編集/翻訳)
●1,353円 税込


CHECK!

今年のNHK大河ドラマで話題の渋沢栄一。366の訓言が収録されているので、無理せず1日1訓ずつ噛みしめながら読んではいかがでしょうか?






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