土のう2200袋作成/工業会施設機械部会がボランティア
2021年06月01日(火)
地域貢献
地域貢献
佐賀工業会施設機械部会(田中辰明部会長)は5月28日、旧佐賀市清掃センターで土のう作成のボランティア活動を実施した。土のうは豪雨などの災害時に使用される。
この活動は佐賀市からの要請に応えて行うもので、当日は部会企業から約45人が参加。2200袋の土のうを作成した。
活動の責任者の南里了氏(㈱ミゾタ)は「地元の防災・減災に貢献できればという思いで毎年行っている。近年、大きな災害が頻発しているので、こうした備えは大切だと考えている」と述べた。
㈱ミゾタからは新入社員28人が参加して汗を流した。真島彩実氏(18歳)は「いろんな人たちがこうして準備した土のうが災害時に役立てられているのだと初めて知った。自分の日々の業務でも、人の役に立っているのだと実感が持てるように、励んでいきたい」と語った。
市は他団体とも協力し、1万5000袋以上の土のうを準備する。作成された土のうは、公民館や市営公園などに配備される。
部会企業は次の通り(順不同)。
▽㈱協和製作所▽㈲小松鉄工所▽㈱田中鉄工所▽㈱ミゾタ