地域貢献

㈱シャンテにベンチ寄贈 /唐津工業建築科2年生

2021年03月30日(火)

地域貢献

地域貢献

▲関係者の皆さんと記念撮影

 唐津工業高校は23日、小規模多機能型居宅介護「こもれびすてーしょん ひかりのいえ」を運営する㈱シャンテ(玄海町長倉、吉田かおり代表取締役社長)に建築科2年生が作った縁台(ベンチ)2台を寄贈した。


  同校では地域貢献活動の一環として、生徒のスキルアップや意識改革を目的にベンチを製作。ベンチは長さ約100㌢、幅約32㌢、高さ約38㌢で2人掛け。ヒノキを材料に建築科の2年生40人が2人1組に分かれ、週3時間の授業で約1カ月をかけてベンチ20台を作った。このうち2台を㈱シャンテに贈呈した。


  同校の松尾晟生君は「1年生の時は資格試験に向けて作品を作ったが、今回は誰かが使うための作業だったので少し緊張した。使った人が怪我をしないように、仕上げのヤスリまでしっかり作業に取り組んだ」と話し、渡辺真尋さんは「休憩の時や待ち時間でベンチが誰かの役に立ったら嬉しい。電動ノコギリなどの機械を使った作業で、難しかったけれど楽しかった」と感想を述べた。


  吉田社長は「穏やかで温かいイメージを持って施設の名前を『ひかりのいえ』と付けた。ベンチはそのイメージにぴったりで、4月1日にオープンする介護施設のウッドデッキで大切に使いたい」と話した。 


TOP