緑進会が協力 /金立公園で植樹会 /桜の苗木など約250本
2021年02月23日(火)
地域貢献
地域貢献
佐賀市の金立公園で21日、桜の植樹会が開かれた。地元の金立まちづくり協議会自然環境部会と、花づくりボランティア団体「千の花の会」が共催。市内の造園会社でつくる佐賀市緑進会の会員が協力し、金立町民や県立高志館高校生、佐賀市緑化推進課職員、西九州大学のボランティアなどが参加してさまざまな種類の桜の苗木、合計約250本を植えた。
植樹会に先立ち、佐賀市緑進会の会員が11日に事前準備を実施。同公園で植樹したほか、苗木を植える箇所に穴を掘るなどして21日の活動に備えた。
植樹会の冒頭、同協議会の鐘ヶ江博文会長は「10年前に植えたカワヅザクラがきれいに咲いていた。金立公園が桜の名所になり、佐賀で一番と言われるように植樹をしていく」とあいさつした。続いて、㈲田中庭樹園(佐賀市)の田中一則社長が、苗木の植え方などを説明した。
参加者らは、同公園の「金立山いこいの広場」と「四季の丘」で植樹を実施。事前に掘られた穴に苗木を差し込んで土をかぶせ、記念として自分の名前を書いた木の札をくくり付けた。
田中社長は「5年間で約1000本の桜を植えた。今後も活動を続けていく」と話した。