地域貢献

「いいいろ塗装の日」 /博物館などで奉仕活動 /日本塗装工業会佐賀県支部

2020年11月19日(木)

地域貢献

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▲塗装作業の様子

▲奉仕活動の参加者

 (一社)日本塗装工業会佐賀県支部(長家秀典支部長、会員14社)は16日、佐賀市城内の佐賀県立博物館および佐賀城本丸歴史館で奉仕活動を行った。会員企業から17人が参加し、博物館の玄関や佐賀城本丸歴史館西門の門扉などに塗料を塗って綺麗に仕上げた。 


 奉仕活動は日本塗装工業会が11月16日を「いいいろ塗装の日」と定め全国各地で行っている社会貢献活動の一環。同支部では1981年から独自に奉仕活動を行っていたが、塗装の日がスタートした97年からは毎年、県内各地で奉仕活動を実施している。今回で30回目となる。 


 使用した塗料は佐賀県塗料商業会が提供したもので、同会の吉崎充氏は「塗料の提供という形で、この素晴らしい活動に協力している。本日は安全第一で作業をしてほしい」と話した。


  県立博物館の副島聡子副館長は「いいいろ塗装の日のボランティア活動に感謝している。玄関を塗り替えてもらえるということなので、怪我をしないようにお願いしたい」とお礼の言葉を述べた。


  参加者は、三つの班に分かれ、県立博物館の玄関ガラス戸の鉄製枠、裏口の鉄製門扉、佐賀城本丸歴史館西門の木製門扉(高さ約2・5㍍、幅5㍍)を水性塗料で塗り替えた。また、博物館の玄関前広場にあるモルタル飾り壁の汚れを洗浄機で綺麗に洗い流した。


  長家支部長は「47都道府県で一斉に奉仕活動を行っている。地域への恩返しとして、これからもこの活動を通じて佐賀県を綺麗にしていきたい」と話した。 


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