佐銀SDGs私募債第1号 /㈱中島工務店が小城市に寄付
2020年06月30日(火)
地域貢献
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㈱中島工務店(小城市、中島信哉代表取締役)はこのほど、「さぎんSDGs私募債」を発行した。中島代表取締役と佐賀銀行担当者らは26日、小城市役所を訪れ、私募債発行額の0・2%相当額を同市に寄付。目録を江里口秀次市長に手渡した。
同私募債は、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む団体に物品などを寄付する商品で、佐賀銀行が6月から取り扱いを始めた。㈱中島工務店は同私募債の発行第1号となった。
小城市が総合戦略において幅広くSDGsに取り組んでいること、特に定住促進、移住促進に力を入れていることに中島代表取締役らが賛同したことから今回の寄付が決まった。
目録を受け取った江里口市長は「地元の企業が第1号として手を挙げてくれて、さらに市に寄付をしてもらえてうれしく思う。移住、定住に重きを置いて活動していきたい」と感謝を述べた。
中島代表取締役は「小城市内で都市開発や住宅関係の仕事に携わっているので、市の定住、移住事業に貢献できればと考えた。当社は去年、創立70周年を迎えた。これからは100周年に向けて、私募債を活用してCO2排出量を削減した重機を購入するなどして、SDGsの目標達成を目指していきたい」と意気込みを語った。