地域貢献

県にサーマルカメラ寄贈 /「いろんな場面で役立てて」 /㈱創新

2020年06月13日(土)

地域貢献

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▲サーマルカメラを挟んで。感謝状を手にした田中代表取締役(左)と大川内部長。

 駐車場の施工・管理、防犯に関する事業を展開する㈱創新(鳥栖市、田中亨代表取締役)は10日、佐賀県に非接触で体温を測定するサーマルカメラ一式を寄贈した。県が主催する講習会やイベントでの新型コロナウイルス感染症の拡大防止に役立てられる。


  県庁で行われた贈呈式で田中代表取締役は大川内直人健康福祉部長らにサーマルカメラの性能を説明した。サーマルカメラは瞬時に誤差プラスマイナス0・5度の精度で体温を測定。同時に30人まで測ることができる。施設やイベント会場の入り口に設置できる小型のもので、設定値以上の体温の来場者を検知すると管理者に伝える。


  大川内部長は「コロナウイルスの感染拡大防止に貢献してくれると考える。不特定多数の方が集まるイベントなどで使用したい」と述べて感謝状を贈った。


  田中代表取締役は「この非常時にどんな社会貢献ができるのか社内で話し合い、今回の寄贈を決めた。社員15人の気持ちがこもったカメラを、いろんな場面で役立ててもらいたい」と思いを語った。


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