消毒液やマスク寄贈 ／安心につながれば ／亀栄リフォーム・亀栄建材

　亀栄リフォーム㈱と亀栄建材㈱（ともに前田省吾代表取締役）は４月２７日、伊万里市に消毒用アルコールと除菌液、マスクを寄贈した。「窓口担当者と来庁者の、お互いの安心につながれば」と前田代表取締役は思いを語った。 

　同社は健康経営に取り組んでおり、２月にインフルエンザ対策として消毒用アルコールなどを購入。また、３月に予定していたリフォーム展示会で来場者に配布するために、小型スプレー容器にアルコールを小分けして準備をしていた。前田代表取締役は「展示会は延期になったが、行政の窓口などで役立ててもらえればと考えた」と話す。小型スプレー２００本とその補充用アルコールを２０㍑、ほかにも銀イオン除菌液スプレー５本とマスク８０個を寄贈した。マスクは鼻と口を透明な樹脂で覆うタイプで、表情が見えることで相手に安心感を与える。また、聴覚障害を持つ相手にも有効なつくりになっている。

 　深浦弘信市長は「感染症対策の品物はどれも不足していて、入手に苦労している。市民の方が、伊万里市のためにこうして協力してくださることは本当にありがたい」と感謝を述べた。

 　寄贈された物資は市役所の窓口や図書館、コミュニティセンターなどで使用される。