サクラの苗木約223本 /金立公園で植樹会 /緑進会が事前準備に協力
2020年02月18日(火)
地域貢献
地域貢献
佐賀市の金立公園で16日、サクラを植える植樹会が開かれた。地元の金立まちづくり協議会自然環境部会と、花づくりボランティア団体「千の花の会」が共催。市内の造園会社でつくる佐賀市緑進会の会員が協力し、金立町民や県立高志館高校生、佐賀市緑化推進課職員など約100人が参加してさまざまな種類のサクラの苗木合計約223本を植えた。
植樹会に先立ち、佐賀市緑進会の会員が2月11日に事前準備を実施。同公園の「金立山いこいの広場」などで植樹したほか、苗木を植える箇所に穴を掘るなどして16日の活動に備えた。
植樹会の冒頭、同協議会の鐘ヶ江博文会長は「この活動は金立公園がサクラの名所になるよう行っているもの。本日は雨が降っているので、怪我のないように作業をしてほしい。できれば年に数回、自分が植えたサクラを見に来てくれたら嬉しい」とあいさつした。続いて、㈲田中庭樹園(佐賀市)の田中一則社長が、苗木の植え方などを説明した。
参加者らは、同公園の「金立山いこいの広場」と「四季の丘」で植樹を実施。事前に掘られた穴に苗木を差し込んで土をかぶせ、記念として自分の名前を書いた木の札をくくり付けた。手際よく作業を進め、ソメイヨシノやヤマザクラ、ヤエザクラなどを植えた。
田中社長は「これまでに約750本のサクラを植えており、1000本を目標にこの活動を続けていきたい」と話した。