地域貢献

19年度土木の日記念事業 /国見道路で樹木手入れ /伊万里建設業協会

2019年11月21日(木)

地域貢献

地域貢献

▲出発式の様子。専用のはっぴ姿で活動した

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▲雨のなか、カマやナタを手に作業していく。会員と通行車両の安全に配慮して警備員が同行した

 (一社)伊万里建設業協会(会員24社、下今朝隆会長)は18日、「2019年度土木の日記念事業」として国見道路一帯の樹木の手入れを行った。会員企業から約25人が参加し、道路沿いの樹木に絡んだカズラを除去するなどして地域の美観維持に貢献した。


  同協会は建設業のイメージアップを図るために毎年11月18日の「土木の日」に合わせて市内の河川敷や道路沿いの樹木の手入れ、カーブミラー清掃などを実施している。また、伊万里夢みさき公園や井手口川ダム一帯で植栽も行ってきた。 


 出発式であいさつに訪れた伊万里土木事務所の大串豊副所長は同協会の例年の活動に感謝を述べ、「皆さんのこうした取り組みが業界を知ってもらうきっかけになり、ひいては人材不足の問題解決などにつながっていくと思う」と語った。


  当日はあいにくの雨天だったが、会員らは合羽を着けて国見道路沿いを歩き、紅葉の木に絡みついたカズラや歩道の雑草を丁寧に取り除いていった。


  下会長は「建設業は地域と密接に関わる仕事。だからこそ私たちは地域の皆さんと一体となって、より良いものをつくっていかなくてはならない。そのために業界を知ってもらい、親しみを感じてもらえるよう、こうしたボランティアを頑張っていきたい」とコメントした。 


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