「いいいろ塗装の日」 /金立支援学校で奉仕活動 /日本塗装工業会佐賀県支部
2019年11月19日(火)
地域貢献
地域貢献
(一社)日本塗装工業会佐賀県支部(長家秀典支部長、15社)は15日、佐賀市金立町の佐賀県立金立特別支援学校分校舎で社会奉仕活動を行った。会員企業から18人が参加し、校舎内にあるプレイルームや廊下の壁などにクリーム色の塗料を塗った。
奉仕作業は日本塗装工業会が11月16日を「いいいろ塗装の日」と定め全国各地で行っている社会貢献活動の一環。同支部では1981年から独自に奉仕作業を行っていたが、塗装の日がスタートした97年からは毎年、県内各地で奉仕作業を実施している。今回で29回目の活動となり、16日が土曜日ということで15日に開催した。
使用した塗料は佐賀県塗料商業会が提供したもので、同会の吉崎充氏は「塗料の提供という形で、協力している。本日は安全第一で作業をしてほしい」と話した。
同校の橋間弘輝校長は「本校は同じ敷地に本校舎と分校舎があり、建築から30年以上経過して傷みが激しくなっている。塗料を塗って綺麗になれば、子ども達が喜ぶと思う」と感謝の言葉を述べた。
参加者は、プレイルームの床などをシートで養生し、劣化した部分をパテなどで綺麗に補修した上で、壁や配管などにクリーム色の水性塗料を丁寧に塗っていた。
長家支部長は「県内の地域の方々には仕事をする時にお世話になっているので、社会貢献の一環として奉仕活動を行っている。第1回の市村記念体育館から始まり、今回が29回目の活動となる。地域への恩返しとして、これからもこの活動を続けていきたい」と話した。