ノーポイ運動に協力 /河川敷で清掃活動 /嘉瀬川管内安全協議会
2019年10月29日(火)
地域貢献
地域貢献
嘉瀬川周辺の公共事業工事に携わる建設会社で構成する嘉瀬川管内安全協議会(森永亘会長)は27日、地元自治会と協力して約100人で清掃ボランティアを実施した。森林公園西側の嘉瀬川の両岸約1・2㌔のごみを拾い集め、環境美化とごみ投棄防止の啓発に貢献した。
この活動は、久保田町自治会が毎年開催している「嘉瀬川河川美化ノーポイ運動」(武雄河川事務所後援)に同協議会が協力したもの。
活動前のあいさつで武雄河川事務所の興梠逸郎嘉瀬川出張所長が「各地で深刻な水害が頻発していますが、水防施設に溜まったごみが復旧活動の妨げになるケースが多く見られる。今日の活動がいざというときの河川とその周辺の安全にもつながります」と活動の意義を述べた。
参加者らはごみ袋と火ばさみを手に、久保田みどり橋から有明海沿岸道路下までの約1・2㌔の河川敷と堤防沿い斜面に捨てられた空き缶やペットボトル、ビニールごみなどを丁寧に拾い集めていった。
初めて清掃活動に参加した森永建設㈱(佐賀市久保田町、森永浩通社長)の坂口竜己さん(18歳)は「ごみの多さに驚いた。環境美化や河川の安全に貢献できてよかった。こうした活動の様子を見た人がごみのポイ捨てをやめてくれて、もっときれいになればいいと思う」と感想を語った。