建設業協会青年部が砂場抗菌化ボランティア /8支部が県内各地で実施 /子どもたちへ「“安全"と“思い出"を」
2019年10月24日(木)
地域貢献
地域貢献
(一社)佐賀県建設業協会青年部は19日、県内の保育園、幼稚園で砂場抗菌化ボランティアを行った。8支部の青年部が地域の保育園、幼稚園を訪問し、砂場に抗菌作用のある砂を混ぜ込むなどの作業を行った。活動は2010年度に開始し、ことしで10年目となる。
■杵島建設業協会青年部
(一社)杵島建設業協会青年部(小田英博部長)は、大崎こども園で実施。8月の豪雨災害の被害で砂場の砂が無くなったため、砂を補充。抗菌砂の混ぜ込みは、園児と一緒に行った。作業後には、園児たちにスコップなどの記念品を手渡した。 小田部長は「子どもたちの笑顔が見られてよかった。砂場で思い切り遊んでほしい」と話した。
■伊万里建設業協会青年部
(一社)伊万里建設業協会青年部(山中睦基部長)は会員企業から参加した約20人で、おおやま保育園(有田町)の少なくなった砂場に新しい砂を加えた。園児らから「がんばれー」と声援を受けながら作業は進んでいった。抗菌作用のある砂の混ぜ込みを園児に手伝ってもらい、お礼にスコップなど砂場で遊ぶおもちゃをプレゼントした。
同園の川尻園長は「砂場は子どもたちにとても人気のある場所で、すぐに砂がなくなってしまう。だから今回のボランティアはとてもありがたい。子どもたちも手伝うことができて、楽しい思い出になったと思う」と感謝を語った。
そのほか、ボランティアを実施した保育園、幼稚園は次の通り。
▽佐賀支部=川上こども園、三光幼稚園 ▽神埼支部=神埼双葉園 ▽鳥栖支部=みやき町立風の子保育園 ▽小城支部=こばと保育園、おひさま保育園 ▽唐津支部=昭和幼稚園、なかよし保育園(26日に実施予定) ▽藤津支部=能古見保育園、鹿島カトリック幼稚園