地域貢献

園児の塗り絵を展示 /愛着から関心へ /㈱下村建設

2019年09月21日(土)

地域貢献

地域貢献

▲塗装塗り直しや通路部舗装、階段部補修などが行われた

▲田島氏が準備した下絵に園児らが色や背景を加えていった

 ㈱下村建設(小城市、下村敏明代表取締役)は、補修工事中の歩道橋のそばに、幼稚園児が描いた歩道橋の塗り絵を展示して道行く人を楽しませている。展示を企画した同社現場代理人の田島和也氏は子どもらが歩道橋に愛着を感じて、やがて建設業に関心を抱いてくれればと語る。


  補修工事が行われているのは晴田小学校(小城市小城町)の前に架かる晴田歩道橋。7月に工事準備を始めたときから児童らが「どんな修理をするの」「いつまた渡れるようになるの」と興味を持って声をかけてくれた。田島氏は「皆にとって大切な歩道橋なのだと分かった。絵を描いてくれた晴田幼稚園の子どもたちのほとんどが晴田小学校に進学する。この先も長く渡り続ける子どもたちが歩道橋に愛着や親しみを感じて、いずれ建設業の仕事にも関心をもってくれればうれしい」と展示にこめる思いを述べた。


  発注者の佐賀国道事務所鳥栖維持出張所の岸川修所長は色とりどりの塗り絵に「建設業の将来の担い手に向けたPRとしてすばらしい取り組み」と笑顔をみせた。


  晴田幼稚園の小栁伸博園長も訪れ「補修が終わり、また道路を安全に渡れるようになるのを皆楽しみにしています」と工事関係者を激励した。


  晴田歩道橋は20日に通行を再開しており、絵の展示は晴田幼稚園に移動して30日まで行われている。 


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