南波多郷学館で出前授業 /伊万里建設業協会青年部 /重機の操縦体験など
2019年09月12日(木)
地域貢献
地域貢献
(一社)伊万里建設業協会青年部は6日、南波多郷学館(伊万里市南波多町)で7年生(中学1年生)の生徒20人を対象に出前授業を開催した。重機の操縦体験などを通して、建設業をアピールした。
出前授業は、小中学生に建設業に触れる機会を提供して、将来の職業選択のひとつとして知ってもらうことを目的に実施された。
出前授業の前半は、青年部の小林雄一郎氏が冊子や動画を使って建設業の概要を説明。伊万里港や伊万里有田線など身近な例を挙げて生徒らの興味をひいた。生徒からの「建築士になるにはどんな学科を選べばよいか」「高いところは怖くないか」といった質問に、小林氏は具体的なアドバイスをしたり作業時の安全対策を説明したりして丁寧に答えていった。 後半は校庭でバックホウと高所作業車、振動ローラーの操縦体験などを行った。生徒らは重機の乗り心地や高所の見晴らしを楽しみ、建設業への関心と親しみを深めていった。
出前授業の終わりに青年部の市丸智啓氏があいさつに立ち「今日の体験を通して建設業に興味を持ってくれたら嬉しい。皆さんの将来の選択肢に建設業を加えてくれたら、なによりです」と述べた。
女生徒に出前授業の感想を聞くと「重機の運転など楽しそうでいいなと思った。いつか環境に優しい家を建てることが夢なので、建設業のことを知ることができてよかった」と笑顔で語った。