ヤマメ1万匹を放流、クサック村訪問団も参加 /三瀬中体験学習に協力 /三修会
2019年08月06日(火)
地域貢献
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佐賀市三瀬村の㈱豆田組(豆田守正社長)と㈲松永建設(松永茂博社長)でつくる三修会(豆田守正会長)は2日、同村三瀬の「洞鳴の滝ふれあい館」で佐賀市立三瀬校中学部の生徒やフランスクサック村の訪問団など約60人と一緒にヤマメを放流した。同会がボランティアで県や佐賀市と協力し、中学生の体験学習として行っているもの。今年で24回目となり、今回は佐賀市と姉妹村を締結しているクサック村の訪問団も参加した。
豆田会長は「ヤマメの放流事業は、中学生の皆さんに自然の大切さを知ってもらうことを目的に続けている。三瀬地区は嘉瀬川の上流になり、川を汚すと下流の人たちに迷惑をかける。これからも三瀬の豊かな自然を守っていってほしい。また、今回はクサック村と交流を始めて30年の節目で、訪問団の皆さんにも参加してもらった」と話した。
この日放流したのは、三修会が寄贈した同村内の養殖業者が育てた体長6―15㌢のヤマメ約1万匹。生徒と訪問団の子どもらはバケツに入れたヤマメを川の中央まで運び一斉に放流した。
放流はこのほか、同村の詰瀬地区、中鶴地区でも行った。