地域貢献

虹の松原で清掃活動 /会員企業から48人が参加 /唐津防災対策協議会

2019年06月15日(土)

地域貢献

地域貢献

▲清掃ボランティアの様子

▲清掃活動を行った唐津防災対策協議会の皆さん

 唐津市と玄海町の建設業者でつくる唐津防災対策協議会(村上伸会長、会員40社)は13日、県道虹の松原線でボランティア活動を行った。会員企業から48人が参加し、道路清掃に汗を流した。同線でバイク競技が行われる虹の松原トライアスロン大会の前に毎年開催しており、今回で11回目となる。


  同協議会は唐津市および東松浦郡内で発生する大規模災害の予防、復旧活動に備えるとともに地域貢献活動を組織的に行うことを目的に2006年に設立。08年4月に県と防災協定を締結し、防災パトロールや災害時の応急対策などを行っている。


  作業の前に村上会長は「日曜日に開催されるトライアスロンのバイク競技が安全に行えるように道路を清掃する。また、多くの観光客がこの道を通って唐津を訪れるので、その人たちが安全で快適に過ごせるように環境美化活動で汗を流そう」とあいさつした。


  続いて、唐津土木事務所の田中繁之副所長が「協議会の皆さんには日頃から防災協定などで唐津の安全安心の確保に向けてご尽力いただいている。今回の清掃も地元唐津市の観光に貢献する活動であり、縁の下の力持ちとして一つのことに取り組むことは有意義だと思う。現道は少し狭いので、安全面に十分注意して作業を行ってほしい」と話した。


  この日は、虹の松原を抜ける県道の唐津シーサイドホテル付近から虹の松原東口交差点付近までの約4・4㌔区間を4班に分かれて作業。路肩や道路脇に生い茂った雑草を刈り取り、道路の路側帯に積もった松葉やゴミなどを拾い集めた。


TOP